クライアントさまのお声 4
30代女性 カウンセリング1年間
このセッションを受ける前の私は妄想に苦しめられていました。
幼い頃から肉親の存在に悩むことが多く、大人になった今でもその影に脅えていました。
社会への恐れ、自分に攻撃してくるような存在のイメージにはいつも肉親の影があり、怖い想像の全ては肉親の影を自分で作り出しているようでした。
気力もなく、未来や人生に諦めやすい状況でした。
私の抱いていることのほとんどの恐れが「集合意識」であることを教えていただき、このセッションにチャレンジさせていただきました。
怖くて、悩む存在であった肉親のことで小さい頃からずっと苦しかったのは、「虐待」を受けていたからだとセッションの中で分かりました。
ひどい肉親だと思っていましたが、「虐待」という自覚は薄く、改めて実感することができました。
そして、それを見ていた家族も対処しきれず、見てみぬりしていたことが分かりました。
とてもショックでしたが、同時に霧が晴れるように「そうだったのか」と腑に落ちたのです。
また、虐待というものが被害者と加害者で、お互いのことが好きな気持ちがあり、傷つけあっても一緒にいようとしてしまうという構造を知りました。
私だけが振り回されているのはなく、お互いで現実を作り出していることを教えていただき納得しました。
納得し理解することで、毎日受け取るヒーリングエネルギーも、自分の深いところまで流れていったように感じます。
それから自分に興味をもつことを勧めていただき、虐待の本など見ると「あっ!このケースに当てはまる」など、知らなかった世界が広がりました。
私の軸は自分軸ではなく、いつも肉親の集合意識の中で生きていたことが分かりました。
しばらくは距離を空けることを勧められ、会わないことを決めた矢先に肉親から結婚するとの連絡がありました。
お食事会への日程の相談でした。
私の意識は自分が「行きたい」「行きたくない」ではなく、「行かなくてはいけない」という思考がすぐに働きます。
これまでの経験から肉親からの誘いを断るなんてありえないことだからです。
でも、それは自分の意志ではなく、肉親の集合意識の中にいることを教えてもらいました。
このタイミングもろもろのことを私が起こしていることを恵伝さんは何度も丁寧に教えてくれました。
そして私の気持ちを尊重することの大切さを伝えてくれました。
私は喜んでいきたいという自分の意志はそこにありませんでした。
それでも逃げ出したい程、悩んでいましたが、家族からも「参加しないつもりなの?」と強い言葉で聞かれた時に、初めて私の気持ちが吹き出しました。
「いつまで私は自分の気持ちを押さえつけなくてはいけないの!?」と涙ながらに訴えました。
訴えながら、私の気持ちは「行かない」ことを決めることができました。
怖い思いはありましたが、電話セッションなど恵伝さんは沢山のアドバイスとフォローをしてくださり、お食事会への参加を断り、それ以降、肉親との連絡を断ちました。
あれだけ悩んでいたことが連絡を断った瞬間から、私の心は軽く清々しい気持ちで一杯になりました。その夜は一人で祝杯をあげるほど嬉しかったです。
私の未来の中にいつも肉親が暗い影を落としていて、その未来を不安に感じていました。
その未来が消えました。
何度も恵伝さんはこの機会がチャンスであることを伝えてくれましたが、私にはピンチでしかありませんでした。
振り返れば、これ程のチャンスはなく、このタイミングを自分で起こしたとは本当に驚きました。
この機会がなければ、何度も肉親との関わりに細かく対応していく必要がありましたが、一気に飛び越えたように感じます。
そして、自分の気持ちを初めて尊重できた喜びに包まれました。
まさか21日間のセッションで、こんなにも物事が動くとは思いませんでした。
ここから自分をもっと大切にしたいと思い、継続を希望しました。
その後からは、ようやく安心した空間の中で自分のことを見つめられる余裕が出てきました。
これまでは離れていても、肉親の集合意識の中にいたので、いつも緊張していました。
二期目の最初に感じられたことは、大切な人が発した自分を軽視したような言葉に胃がモヤモヤとしたことです。
それが「自尊心」というものでした。
それまで、自分のことは放ったらかしで感情を押さえ、身体の声にも耳をかさずに過ごしていたので理由が分かりませんでした。
「そんな風に言わないでほしい」「丁寧に接して欲しい」など、自分を大切に扱ってほしい気持ちが、ようやく顔を出せたようでした。
置いてきぼりだった自分の感覚が顔を出しました。
自分に興味をもつことを意識するようになったのですが、初めは自分が何を食べたいのかも分かりませんでした。
「何でもいい」が口癖だったのですが、それも自分の体の声を無視していることを教わり、身体の声に耳を澄ませることを意識するようになりました。
ふと、「アイスココアが飲みたいなぁ」と思いました。
それがインナーチャイルドの声でした。
昔家族と飲んだ良い思い出が浮かび、「じゃあ飲もうか」と声をかけると心がワクワクしてきました。
飲んだ時には、その時の思い出と子供心を思い出し幸せな気持ちに満たされました。
インナーチャイルドの声に応えるってどんな要求があるのだろうとドキドキしていたのですが、こんなにもささやかな願いを長い間もっていたのかなと思うと、涙が出ました。
この声を聞こえるようになったのも、肉親という他人軸から自分軸にシフトできた証拠だと嬉しく思いました。
自分のために泣けたことを恵伝さんも一緒に喜んでくださいました。
それからインナーチャイルドに声をかけるようになりました。
最初は声をかけたり、褒めたりすることは気恥ずかしくありましたが、本気で褒めてあげると内側から大きな喜びや安心感が沸き起こり、自分で言っているのに自分で安心してしまうという不思議な感覚を味わいました。
身体の声にも意識してみました。これまでお肉が食べたいと思えば食べていましたが、その後にお腹を壊しても何も思いませんでした。
冷たいドリンクを買って、体が「飲みたくない」と言っても、無視して好きなものを飲み、お腹を壊しても「やっぱり寒かったから失敗しちゃったかな」位に思っていました。
でも、それは全て身体の悲鳴でした。今は食べる前に体に聞くように心掛けています。
お腹を壊す頻度が減ってきました。
また、不眠症で睡眠導入剤を服用して眠っていましたが、これも解消されました。
好きな時間に眠れず、眠らないままだと胃痛がして一日が辛いことが悩みでした。
でも、セッションが進んでいく内に胃痛がなくなりました。
胃痛がなくなったので、眠れない時には眠らずに太陽を浴びながら散歩をしました。
するとインナーチャイルドが「太陽が好き」と言いました。
私はこれまで太陽が苦手で避けてましたが、それからは太陽を浴びることを日課にしようと思いました。
その日から薬を飲まなくても眠れるようになりました。
眠れない日があっても、胃が痛むことはないので辛くありません。とても嬉しいです。
インナーチャイルドの声を聞く、身体の声を聞く、こうしたことの1つ1つのことが自分に愛を注ぐことなのだと初めて知りました。
集合意識の1つにある「〇〇しなければならない」という思いは、私の中で強い自己否定をガッチリ作り上げていました。
「〇〇しなければならない」ことは止めようと思いました。
「やりたくないことはやらなくていい」ということは、最初は簡単なことかと思っていました。
でも、それまでの習慣や人間関係など色々なことが絡まって、どうしても無難な道や言い訳を考えてしまいます。
それもまた他人軸の中で生きている私がいました。
自分軸という自分を尊重して生きることは思ったよりも難しく感じますが、できた時には自分を大切にできたことに喜びを感じられます。
自分を見つめていく内に、知らずにつくりあげていた人間関係の癖も見えてきました。
無理して頑張って、お節介をして、だんだんと被害者意識が強くなり、崖っぷちに追いやられるパターンを作っていました。
この流れ自体を自分でつくっているなんて思いもしませんでした。
でも、それが「本当はやりたくないことをやっている」ことの結果でした。
そのことを知るだけで、今後追い詰められないように考えることができると思います。
これからの未来に対するお金への相談もしました。
そこにも自分を愛することは必須だったのです。私の場合、ずいぶん自己否定が関係していました。
お金への見方も変わりました。
自己否定をのぞき、思い込みを外せば、お金を嫌いという感情が消えていきました。
自分に愛情を注ぐようになってから、収入にも嬉しい変化が出てきました。
睡眠薬が不要になったので出費も減りました。
私にとって自分を大切にすることが、こんなにも多くの事を変えることに繋がっているとは思いもしませんでした。
これまでの私は自分の人生を諦めていました。
楽しむ、喜ぶことが薄っぺらく感じ、気力も減る一方でした。
それは生命力もどんどん枯れさせていたと思います。
でも、自分で自分を幸せにすることができると思えたことが一番の喜びでした。
恵伝さんはどんな時にも、寄り添い、丁寧に話を聞いてくれました。
時に耳が痛い話もあります。でもそれが自分のために言ってくれていることが分かるので、私自身も真剣に自分と向き合うことができました。
体もあちこち痛むことがあります。
そのことにも今の自分に何が起こっているかを教えてくださるので安心してみることができました。
また、それだけ自分が自分に無理させてきた結果であることを受け止めました。
自分と向き合うことは怖いことも沢山あります。
私は一人では決して行動できないこともありました。
恵伝さんから勇気をもらい、行動することができました。
そして、行動できた自分をとても褒めてあげることができました。
不安でいっぱいだった数十年間が今は安心していられる時間が増えました。
素晴らしい42日間を過ごさせていただきました。
これからも自分との向き合いはずっと続きます。
そのためにも大切で必要なことをいっぱい教えていただき感謝の気持ちでいっぱいです。
また、ぜひお世話になりたいと思っています。
本当にありがとうございました。